合成界面活性剤は、口から入るよりも皮膚を通して吸収された方が体内に長く残留すると言われています。皮膚から入った成分は血管を通り、体の中を循環します。ここで厄介なのは、その循環の途中で留まりやすい臓器や器官を見つけると、そこに溜まり続ける性質があることです。しかも、この合成界面活性剤は毒素を分解する肝臓でも分解不可能。少しずつ蓄積し続け、それが一定量に達したときに内臓障害やアレルギー症状として突然現れるのです。
皮膚のトラブルは目に見えるため早く対処できますが、内臓は症状が現れない限り「大丈夫」と思いがちです。ちなみに合成界面活性剤は、男性だと肝臓、女性だと子宮に多く蓄積するようです。今何も問題がないからと言って使い続けると、将来とんでもないトラブルに見舞われるかもしれません。
妊娠している女性を通して入った合成界面活性剤は、胎児や乳幼児にも影響を及ぼします。母体に入り込んだ有害成分は、何にも遮られることなく胎盤を通して胎児へと取り込まれます。催奇性や胎仔異常、脳の発達にも影響を起こす危険性が高いのです。これが原因で、子供の自閉症や適応障害などが増えているのではないか、という見方もあります。合成界面活性剤の多くは、避妊具にも使われるほどの殺精子作用を持っています。この作用と、母体・胎児との関係はまだハッキリと分かってはいませんが、完全に無関係である……とは言いにくい気がします。
また、こんな話もあります。なんと、生まれたばかりの赤ちゃんからシャンプーや化粧水のニオイがするというのです!羊水からも同じニオイがするケースもあるとか。胎盤や羊水も、30年前のそれよりもかなり濁っているそうです。私たちの体は知らず知らずのうちに汚染されており、その影響がこれから生まれる赤ちゃんをも汚染しています。生まれる前からこんな状態だなんて……信じたくない現状ですよね。